【世田谷相続】相続における不動産を活用した融資|東京コーポレーション株式会社

query_builder 2022/02/05
相談事例
5

こんにちは。


世田谷で相続に関するサポートをしております

東京コーポレーション株式会社です。


本日2月5日は、ニ(2)とコ(5)の語呂合わせで、

いつもニコニコと笑顔になっていようという「笑顔の日」らしいです。😊😊

昔から笑顔は心と身体を元気にすると言われていますが、

実際に健康に良い影響を与えると医学的にもデータもあるそうです!!


さて、今回は「不動産を担保にした融資(ローン)」についてです。



相談者


相続発生に伴い、遺産分割協議中のご主人様


状況・問題点


ご相談としては、【主な相続財産である不動産を売却する事は相続人の内で決まったが、一部の相続人が売却して現金化される前に、自身の受領相当分の金銭を受け取りたい。】と要望があり、困っているというものでした。


また、その売却前に金銭を受領する件を承諾してもらえないと、遺産分割協議書に合意の証である署名捺印ができないというご主張もありました。


一般的には、不動産を売却して手元に現金ができた後、その金額に応じて分割するケースが多いのですが、相続人の中に早急な資金使途がある場合は、現金化までに時間を要することを嫌がり、この様なご主張をされる方もいらっしゃいます。


また、不動産の中には売却しにくい土地(広大地・狭小地・傾斜地・不整地・隣地と紛争のある土地・需要のない田舎の土地)もありますので、その様な土地の場合は売却にお時間がかかります。


ご提案・解決方法


相談者のご主人様のお手元に他の相続人が求める金銭相当額の現金等がある場合は良いのですが、そのご主人様は、住宅ローンを抱えておられ、お子様の教育資金もまだまだかかる年代のお勤め人の方でしたので、相続人さんがご主張する金銭をお渡し頂ける程の余裕はありませんでした。


ただ、幸いに売却対象地が世田谷区内の住宅地でありましたので、その売却不動産を担保にした「不動産担保ローン」を活用して本件の解決を目指すこととなりました。


不動産に関する代表的な融資である住宅ローンとの違いは以下の通りです。



住宅ローン 不動産担保ローン
目的 住宅購入(新築・中古)の為リフォーム可 資金使途は自由
金利 変動・固定金利
年率0.6%~4.0%
固定金利
年率4.0%~10%
返済期間 最長35年 10~15年程 
抵当権 対象不動産に第一順位の抵当権を設定 対象不動産に抵当権を設定順位は担保評価があれば第一順位でなくてもよい
生命保険 団体信用生命保険に加入義務あり 生命保険の加入の義務なし


その他に不動産投資用ローンというものもあり、収益物件の購入の為に活用します。物件の評価額とその収益性あと購入者の資産背景や収入借入額を元に金利1.5%~4.0%、返済期間20~35年を目安にご利用頂けます。


本件の結果としては、

売却不動産の評価額と弊社の査定、周辺取引事例などを提携金融機関に精査頂き、不動産の名義をご相談者にする前提で、相続人さんへお渡しできる金銭の融資を受けられ、これにより遺産分割協議書のご締結に至ることができました。



次回は「相続対策としての親族間売買」についてです。

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